持っていったお米が少し残ったので、仮設住宅にお配りしながら様子を伺いました。
仮設住宅はご自宅が全壊し、着の身着のままで避難されてきた方々がおられます。お米だけではなく、衣類や家財道具、食器なども必要だと言われました。それを聞いて、真備町でもすべて家のものは使えなくなり一から揃えなくてはならなくなった水害とも似た状況があることもわかりました。仮設住宅への物資は多様なものをそろえて支援をすすめなくてはと思います。
瀬戸内海国立公園指定90周年記念式典が王子ヶ岳で行われました。
天気もよく見晴らしは最高でした。
瀬戸内海国立公園は、日本で最初に国立公園として指定された場所です。
90年の長きにわたり、この地がずっと美しい景観を保てていたわけではありません。高度経済成長の時期には海は汚れ赤潮が発生したりコンビナートによる公害などで木々が枯れていたときもあるといいます。
でも市民の運動とくらしの営みの中で、美しい海と山に回復させてきた歴史が今につながっています
これからは、美しいだけではなく豊かな海をめざして行くときです。
温暖化が進む中で、山林や藻場の育成などの努力でこの景観を後世に残すことができるでしょうか。試されています。