能登半島への被災者支援ボランティアを体験して

一番感じたことは、
断水世帯が8000世帯以上、道路もまだ片道通行などインフラ整備がまだまだ進んでいないということです。
3ヶ月経つのに崩壊家屋は崩れたままの状態で、家の片付けなども進んでいない、輪島の朝市後もそのままなのが驚きました。
人手不足なんだとのことですが、どんな工事より、被災者の住まいの再建とくらしなりわいの再建より優先するものがあるのかな?と怒りがわいてきます。県や国の姿勢が問われています。
次に感じたのは
ボランティアが少ないことです。
私は、これまで阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、長野水害などの被災地ボランティアに参加してきましたが、これほど静かな被災地は初めてでした。
いろんな団体や個人のボランティアがいてできることをしている感じがあると思うのですが、珠洲市では一回だけ社会福祉協議会の車を見ただけでした。
初動で、石川県知事が、「ボランティア来ないで」という発言が影響しているのでしょうか。
また、地形的に宿泊施設が少なくて、金沢のビジネスホテルに泊まり車で珠洲市に行こうとすると、行きが3時間、帰りは4時間以上かかり、宿泊代や燃料代など経費もかかりボランティアに参加するにもハードルが高くなっていると思います
他の災害地であったようにボランティアの無料宿泊施設やピストンバスで現地へ連れて行くような対応があればいいのにと感じました。
とにかくボランティアはまだ、たくさん必要だということは間違いありません!