能登ボランティア  高速道路利用について

能登の災害ボランティア車両は、今年の6月まで高速道路は無料です。
そのための手続きで、帰りは支援自治体の確認のハンコが必要です。珠洲市は忙しい為かその対応ができないとのことで、県庁が代行でその事務を受けているとのことで、石川県庁に立ち寄りました。
石川県庁は、敷地も建物も広くて立派です。
宿泊施設の近くに21世紀美術館があり外だけ散歩しました。

能登ボランティア2日目 続き

珠洲市の仮設住宅3箇所行きました。
岡山からのお米や、青森からの山芋などをつめた支援物資セットをお届けしながらご要望を聞いて回りました。
また、倉敷からたくさんの下着をいただいていたので声かけをして取りに来てもらい、そこで、「若い人に話を聞いてもらえるだけでうれしい」と青年の手を握って涙ぐむ女性もおられました。
出された要望
◯83歳と85歳の夫婦で家の再建などは考えられない。
◯今年の田植えはあきらめた
◯仮説に入れて良かった。あとは自分たちでなんとかしないといけないと思っている。これ以上迷惑かけられない
◯タクシーがまったく走ってないから病院に行けない
◯公費解体の申請はできたが、いったいいつから工事をするのか、終わるのかまったくわからない。家の再建はそれからしか考えられない。
◯水道を早く開通してほしい
◯水道が通っても、下水道の浄化槽が壊れているので結局水道が使えない。業者もいないし工事のめどが立たない
◯行政の食料支援は仮設住宅の人は受け取れない
◯知的障害のある方が家族におられ、デイサービスの施設に連れて行くすべがない。希望通りの場所の仮設住宅に当たらなかったのでとても大変
など多くの声があふれていました。
早速、センターの報告会で伝えて対応を求めました。
また、連日同じような被災者のあふれる要望に向き合いご奮闘されているセンタースタッフの皆さんの活動に心より敬意を感じました。

能登ボランティア2日目 珠洲市へ

真備からつなぐガーベラハウス隊2日目
羽咋市の被災者共同支援センターに集合しその日の合同計画のミーティングがありました。
京都、福岡、東京、千葉、長野からもボランティアに来られていて、能登町方面と、私たち岡山勢は珠洲市へ割り当てられました。
今日は仮設住宅に支援物資を届けて要望をお聞きする活動です
珠洲市へはセンターから約2時間余、道中ののと里山海道は片道通行で、いくつも大規模な改修工事をしていましたが、まだ完全復旧には長い時間がかかる感じです。
それでも一月前に同じ道を走ったときよりは工事中の場所が増えていてる感じがしました。

能登ボランティア

真備からつなぐ、ガーベラハウス隊第2弾出発
5/8.9.10の日程で能登へ。
今回は、三宅せいし倉敷市議や住寄さとみ衆議院予定候補をはじめ、民青の青年やガーベラハウスのスタッフ、防災士の方や消防団の人など8人できました。
お米や下着類、紙パンツなど寄せられた物資も運びました。羽咋市の日本共産党や団体で設置された被災者支援共同センターに持っていきました。
早朝に出発して2時にはセンターにつきました。
早速、七尾市の和倉温泉の状況を視察しその後、七尾市の開設されたばかりの仮設住宅にご要望を聞きに回りました。
対話を初めて早々に深刻な相談が、次々に出されました。
◯車椅子生活の方が住めるバリアフリー対応の住宅だが、駐車場がジャリで車椅子が通れない場所を渡され困っている
◯公費解体の申請をしたが、家の家財道具を出せと言われて、危ないのにどうしろというのか
◯災害ごみの分別がたいへん
など、先日井上サトシ参議院議員が国会で勝ち取ったものが現場にはまた徹底されていないこともわかりました。
センターに集中して対応を求めてます。バリアフリーの仮設住宅の件は地元県議にすぐに報告して対応していただくことにしました。

ガーベラハウス春企画

能登ボランティア報告会をかねて、真備町被災者の皆さんと「今だから話せる」をテーマにざっくばらんに話をする会を開きました。
多くの支援者の皆さんも集まりぼたもちやお好み焼きなどをみんなでつくったり
倉敷医療生協の方々が健康チェックを実施してくれたり、歌のお姉さん、お兄ちゃんによる童謡などのなつかしい歌をみんなで歌ったりと盛りだくさんでした
私は田辺マミ倉敷市議とともに能登ボランティアの報告をしました。
真備でいただいた御恩を今度は能登へかえそうと寄せ書きも書きました。

年金者組合の皆さんからの要望を県へ

年金者組合の皆さんが、県の長寿社会課に要望書を提出されました。
1時間半の交渉では、物価高騰にみあう年金引き上げを求めることや年金制度の改善を国へ求めることを訴えた事に対し、県の担当者は「現役世代の負担が増える」というような答弁が出てきました。
県の担当者でさえ国の狙う世代間対立をあおる理論に染まっているのかと思いました。
若者の無年金が増えていることも今の年金制度の信頼がくずれていること。現役世代の非正規雇用低賃金で年金掛け金を払えないことなども問題です。若い人が老後が不安と言わせる国はおかしいです。
高齢者だけの問題ではない年金問題です
全世代が安心できる年金制度をつくることを国に求めることが大切です。

能登半島への被災者支援ボランティアを体験して

一番感じたことは、
断水世帯が8000世帯以上、道路もまだ片道通行などインフラ整備がまだまだ進んでいないということです。
3ヶ月経つのに崩壊家屋は崩れたままの状態で、家の片付けなども進んでいない、輪島の朝市後もそのままなのが驚きました。
人手不足なんだとのことですが、どんな工事より、被災者の住まいの再建とくらしなりわいの再建より優先するものがあるのかな?と怒りがわいてきます。県や国の姿勢が問われています。
次に感じたのは
ボランティアが少ないことです。
私は、これまで阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、長野水害などの被災地ボランティアに参加してきましたが、これほど静かな被災地は初めてでした。
いろんな団体や個人のボランティアがいてできることをしている感じがあると思うのですが、珠洲市では一回だけ社会福祉協議会の車を見ただけでした。
初動で、石川県知事が、「ボランティア来ないで」という発言が影響しているのでしょうか。
また、地形的に宿泊施設が少なくて、金沢のビジネスホテルに泊まり車で珠洲市に行こうとすると、行きが3時間、帰りは4時間以上かかり、宿泊代や燃料代など経費もかかりボランティアに参加するにもハードルが高くなっていると思います
他の災害地であったようにボランティアの無料宿泊施設やピストンバスで現地へ連れて行くような対応があればいいのにと感じました。
とにかくボランティアはまだ、たくさん必要だということは間違いありません!

再び珠洲市へ

まず、先日訪問して要望のあったお宅へ物資を届けました。そのお宅は、半壊した家は解体希望で、必要なものや不要な家具を搬送したいのでボランティアを希望されていて、これから派遣するための打ち合わせをおこないました。
さらに仮設住宅に支援物資をお届けしながら要望をお聞きしました。
仮設住宅にいると誰とも話ができなくて、こうやって聞きに来てくれてうれしいと言われた80代の女性は、私の家の被害を見てほしいと私達を連れて行ってくれました。
「もう年だから、家を直すとか、建て替えるとか考えられない。ずっと仮設住宅にいれるわけもなく途方にくれている」と切々と話をしてくださいました。

日本共産党 岡山県議