10月26日政府交渉

仁比聡平参議院議員を通じて、政府交渉に東京参議院会館に来ました。
大平よしのぶ元衆議院議員も立ち会っていただき、森脇ひさき県議団長、氏平三穂子県議、三宅せいし倉敷市議と共に行いました。
【厚生労働省】
○訪問介護員(ホームヘルパー)の処遇改善、賃上げ、人手不足に加え、認知症などで妄想や暴言に苦しむ場合、2人対応を可能にする制度を求めました。
厚労省は、県が地域医療介護総合確保基金をもち、その中にハラスメント対応のメニューがあり、複数対応への補助が可能だと言われました。国が2/3.県が1/3の負担。全国的にもあまり実例がないらしく、周知したいと言われました。
ヘルパーさんたちが、働きやすい制度にすることは急務ですぐに岡山県にも実施をせまりたいたおもいます。
訪問介護は介護の基本の制度だと厚労省の役人も言われました。訪問介護事業は最も人手不足、経営困難なものとなっている現実を強く訴えることができました。
○生活保護世帯にたいし条件をつけずにエアコンの設置を求めました。
【総務省】
○郵便による不在者投票について対象の拡大を求めました。
国は、要介護3までに拡大を検討しているとのことでした
○コンビナート防災について
水島コンビナートにおいて過去最高の事故が発生している問題で、事故原因が安全性の低いものが設置されているなど施工不良も目立つことなど、コスト削減と安全軽視の体質的な問題があると指摘しました。
総務省と経済産業省の方が答弁されましたが、県の自治事務として日頃から連絡を取りながら対応している。県がコンビナート企業へ直接、調査をすることはできるのでる。とのことなので、事故多発の企業への現場調査と指導の実施を求めました。
従業員の命と地域住民の環境と健康を守るために、コンビナート企業の社会的責任を強く自覚してもらえるように対応をもとめました。
【国土交通省】
○特定多目的ダムについて、苫田ダムの利水者負担軽減についてのレクチャーをお願いしました
苫田ダムの使用権について、移転、分割、併合及び目的の変更をおこなうことができるのか問いましたが、県から何も聞いていないことで答えることはできないとのことでした。
国のダム建設から、管理運営まで、地元自治体にとって大きな負担がつきまとう大変な問題だとあらためて思いました。
家庭や企業の節水の技術がすすみ、水の受給計画がどんどん下方修正されているときに、ダムの使用権が変更されずに重くのしかかる制度はおかしいとおもいます。もっと深めていく課題と感じました。

岡山レインボーフェスタに行きました。

ステージでは、同性婚を求める裁判をたたかっている方々のトークショーがあり引き込まれるように聞いていました。
「カミングアウトしている僕たちは氷山の一角で、もっと同性婚を認められずに、多くの権利を受けれずに困っている人はいると思う」と訴えられました。
どんな人にも法の下の平等が保障される社会にしたいと心から思いました。
カミングアウトが勇気のいる社会は間違っています。
岡山県議会の6月議会で自民党の議員の一般質問で「トランスジェンダーの人が銭湯に入ってきたらどうするのか。何かあったら・・」みたいなことを警察本部長に問う場面がありました。
差別と偏見をこうして広げている人がいることに怒りを覚えました。同じ議会にいる人間として、こんなことを垂れ流していいわけがないと思いながら、どうすればいいのかと思っていました。
今日はレインボーフェスタに参加してみて、明るくてパワフルなとりくみに感動しました。
簡単には差別はなくならないけど、あらゆる多様性を認め合う社会をめざしていきたいです。

「なくせ、じん肺、アスベスト被害根絶のために」

「なくせ、じん肺、アスベスト被害根絶のために」全国キャラバンの、皆さんが、県庁の担当課へ要請書を提出されました。
じん肺の岡山県認定患者さんは269人。トンネル工事の長時間労働が原因の人が多く、今でも現場の労働実態はきびしいと、全国キャラバンの方の報告がありました。
岡山県でも現在、県発注で玉野市のトンネル工事をしています。その労働実態を聞くと、24時間を二交替の変形労働制ではたらいており、「拘束時間はなが長いが、途中、休憩があり8時間以内を目標にしている」との話でしたが、工期に、間に合わすために残業があるのでは?と聞くと実際につかんでいないので調査するとの答弁でした。
これ以上の労災職業病を増やさないために対策を求めました。

全国コンパクトタウン議会サミット

全国コンパクトタウン議会サミットin早島が開催されました。
このサミットは、自治体面積20k㎡以内の町、全国91自治体を対象に議員手作りで開催されています。
今回で10回目今年は岡山県早島町での実施で、早島町議会のみなさんが中心に準備が進められてきました。
開会式では伊原木知事と岡山県町村議会会長がご挨拶されました
基調演説は早島町文化財専門員の黒瀬英樹さんで、早島の歴史を語られました。
私も、一般参加者として講演をお聞きしました。
早島は、干拓と、金毘羅往来と、い草などの歴史をかたられ、また、平成の大合併のときに、町民の合併反対の声を受けて議会の合併しない決議をあげたことが話されました。
早島の歴史をまとまって聞けて良かったです。

県政、市政報告会

児島赤﨑地域で、県政、市政報告会がありました。
物価高騰の中で、日本共産党の経済再生プランを訴えたり、訪問介護問題などを訴えました。
介護の現場で働く方から、3人も急にやめてしまって、毎日残業で書類整理に追われもうお体が持たない、なんとか介護事業が成り立つ制度にしてほしいと切実なお話をお聞きしました。

真備水害訴訟の報告会

真備水害訴訟の報告会が、真備町箭田公民館で行われました
立石原告団長からは、「力強い論戦を展開している弁護団のおかげで、勝利を確信している。」と発言されました。
私は支援者として、真備の災害について、行政の責任を認めていただけるよう訴えていきたいです。

東日本震災12年のつどい

仙台市で開催された
東日本震災12年のつどい
に出席しました。
漂流する「創造的復興」の現在と題して、兵庫県の津久井進弁護士の基調講演があり、宮城県の復興、復旧の現状と課題の報告や、被災者の健康調査の報告などがありました
被災者の人はそれ以外の人より健康状況が悪いことなどが報告されました。
また、福島かずえ県議のご案内で震災遺構の荒浜地区住宅基礎や太平洋の海辺の地域を案内していただきました。
福島かずえさんは、県議選挙が目前でお忙しいなかを私達の案内をしていただきました。本当に感謝です。

宮城県の震災遺構の視察調査

災害をどのように伝承するのか。
という問題意識で来ました。
石巻市の震災遺構門脇小学校。
みやぎ東日本震災津波伝承館(県管理)
震災遺構仙台市荒浜小学校
仙台市荒浜地区住宅基礎
岩沼市震災遺構火の見櫓
震災遺構山元町中浜小学校などをまわりました。
どの遺構や伝承館も語り部がおられ、あの大災害の様子や教訓、今のおもいを伝えてくださり、どの施設も涙と汗を拭いながらの視察となりました。
特に最近開設された、東日本大震災で最も被害の多かった石巻市の震災遺構は、よく考えられたもので、すさまじい当時の被害の状況が迫ってきたりこれからの課題などもよくわかりました。
真備の災害の状況も後世に伝えて行くことが、次の災害への備えになると思います。
伝承するための何かを提案していきたいと思います。

日本共産党 岡山県議