5月14日 コロナ対策緊急要望を提出

常に600人をこえて在宅療養者がおり、感染に歯止めがかからない、体調悪化でも治療が受けられない事態。
県の対応の悪さで感染が止まらない責任を問いました。
そして、何より検査の拡充と病床確保、宿泊療養施設の増設、臨時の病床確保を。
往診チームの体制などを強く求めました。
また教育委員会に対し、20人学級での授業を取り組み、一斉に休校などの対応はしないように求めました。
また、学校、学童保育、保育園、幼稚園の検査を定期的に進め、一人でも感染があればすべて直ちに実施をすることを求めました。

ごあいさつ

私の政治信条は「ひとり一人によりそう政治を」です。

もともと看護師をしていた私は、医療や介護の現場の声をまっすぐ政治に届けたいと政治の道に進みました。早島町の町会議員時代(三期)は、議会の超党派で合併をしない決断をしました。そして自主自立のまちづくりを住民とともに議論し進めるという貴重な経験をしました。私にとって地方自治を学ぶ原点となったと感じます。

2011年に県議会議員選挙へ挑戦し落選し、捲土重来を期し2015年の4月の県議選挙で当選いたしました。県政においては、くらし、福祉、教育、防災が一番の県政を目指して日々精進してまいります。

2018年に起こった西日本豪雨災害で、岡山県も甚大な被害を受けました。特に、私の夫の実家がある真備町では5000世帯が全壊の被害に遭い、私の家族も長期にわたり避難生活となりました。被災者支援センターガーベラハウスを立ち上げ、被災者支援活動を続ける中で、災害に強い街づくりについても考えるようになりました。全国で毎年のように大きな災害が起こる時代です。災害対策が日常となっている現代で、被災者の視点に立って制度の充実を求めていきたいと思います。

新型コロナ感染症のパンデミックがおき、これまでの常識が通じない時代が来ています。県民の命とくらし、経営と働く人の権利を守る政治、ケアにやさしい政治を目指していきます。

ぜひ皆様のご指導をお願いします。

須増伸子(すます のぶこ)
須増伸子(すます のぶこ)

 

岡山県時短要請協力金について

 5月6日岡山県庁にて、岡山県時短要請協力金の岡山市と倉敷市について範囲拡大を求めました。
まん延防止対策担当の保健福祉次長へ要望書を渡しました。
 さらに聖火リレーを中止を改めて求めて、倉敷市で高校生が何百人も聖火リレーのボランティアで参加することとなっていることが保護者から不安の声があがっていることなども伝え、やり方を考えていくべきと申し入れました。

岡山県コロナ対策監へ

森脇自治体部長と議員団で申し入れ
現在、岡山県知事は、「県民へのお願い」ばかりの自己責任のやり方で乗り切ろうとしています。これではコロナは乗り越えられません。具体的な対策や、事業者への支援を徹底的に求めます
要請項目
緊急要請 新型コロナウイルス感染症に関する要望
 現在、コロナの感染拡大は第四波の襲来で、感染が急拡大を起こし、医療のひっ迫どもステージⅢとなり緊迫した状況となっています。さらに、感染力の高い変異株が広がる中で、これまで対策だけでは充分といえない状況となっています。ワクチン接種に関わっても、供給が不透明なため、行政と医療機関のご苦労もいかばかりかと思います。知事の強いメッセージは出されておりますが、「県民へのお願い」の範囲を出ておらず、財政に裏打ちされた大胆な対応が必要ではないでしょうか。岡山県も躊躇なく、まん延防止等重点措置を行い必要な実効性のある対策を打たれることを求めます。
 なかでも、無症状感染者を発見・保護するためのPCR等検査を抜本的に拡充することは急務です。広島県では、すでに県民280万人分のPCR検査を無料で実施がされ、見るべき効果を得ています。
岡山県でも、PCR検査の抜本的拡充・医療体制の強化・ワクチン接種における医療機関への財政的支援・時短要請と協力金を含むさらなる事業所支援などが必要と考えます。
 以上の立場から、以下、緊急に要請します。
1、 まん延防止等重点措置の指定を国に要請すること
2、 医療現場への財政支援と、さらなるコロナ対応の病床確保を
3、 PCR検査の抜本的拡充
➀モニタリング検査を大規模に行い、感染封じ込めをはかること。
  対象とする集団・地域を文字通り「幅広く」設定し、協力を求め、希望する人
  すべてに対してPCR検査を実施することを求める。
② 政府は、「高齢者施設職員に対する定期的検査」を打ち出しています。ただちに実施を求めます。また入所者に対する検査の実施すること。
③ ひとりでも感染者が発生した高齢者施設について、すべての職員・利用者の検査の実施をすること。
④ 変異株の影響で10代の感染者が広がっています。学校で、ひとりでも感染があれば学校の生徒と教員すべてを検査すること。
⑤ 医療機関、障害福祉施設に対しても、職員への検査を頻回・定期的に行い、検査対象を入院患者・入所者等にも広げることを求める。保育園等についても、同様の措置を広げていくべきである。
4、 自粛と補償はセットという姿勢で、飲食店の時短要請と協力金の支給を求める。
5、 文化・芸術・芸能施設、関係演者等の支援を求める。
6、 県内の聖火ランナーのイベントは中止を求めます。国に対し、オリンピック・パラリンピックの中止を求めること。
7、 「コロナ貧困」(女性・青年・外国人・ホームレス等)に対し給付金の創設を国に求めること。大学の学費の減免制度の創設を国に求めること。
8、 「生理の貧困」が問題となっている。災害用備蓄生理用品を緊急に学校現場へ配布し対応を求める。
以上

日本共産党 岡山県議