4月21日 省庁でのレクチャー

久々の東京です。
国土交通省・農林水産省にたいし「流域治水における内水排除について」
文部科学省に対して「私立学校の監査について」
という2つのレクチャーを受けました。
大平よしのぶ元衆議院議員は、オンラインで広島から参加してくだいました。
流域治水について
西日本豪雨災害時に、氾濫水が滞留し河川の水が引いても市内の水が引けずに一週間も自宅に近づけないような状況があったことから氾濫後の内水排除の考え方や排水ポンプの問題について学びました。
氾濫後の排水については、甚大な被害の場合国の責任で排水ポンプ車を使って排水を行うが、充分ではなかった。浸水ハザードマップに浸水深と浸水域と共に今は浸水時間ものせて、リスク喚起しているとのこと。
農業用の内水排水ポンプは10年に一度の水害しか想定していない。
私は、「真備や矢掛で壊れた排水ポンプは被災前と同じ型のポンプの復旧にとどまっており、浸水深などのハザードマップを考慮して設置し直すべきではなかったのか。縦軸ポンプの活用など必要ではなかったか」と問いました。
農林水産省の方は、電源系統等を上部に設置して壊れないような対策にたいし五割の補助制度もあり活用して欲しいとのことでした。
文部科学省には、私学高校の耐震化や45人以上の詰め込み教室、標準単位数の問題など、守られていない私学にたいし、県の指導のあり方などを聞きました。
耐震化については国も力をいれて補助金も出しているとしながらも、学校法人の協力がなければ強制はできないから、何度でもお願いするしかないと言うことでした
49人学級が8クラスなど詰め込んでいる学校があることについて、国は「40人以下」が高校設置基準で決められているので、指導の対象であることや、「やむを得ず」規定についても、年度途中に編入など特別な時に認められる場合であり、45以上が常態化しているのは論外。繰り返し指導が必要だとの認識でした。
また標準単位については学習指導要領にもとづいて決められており、公立、私立の違いはないと。
これも県がしっかり指導責任があることがわかりました。
子どもたちの安全安心で学ぶ権利を保障する教育を守ルためにしっかり対応したいです。
大平よしのぶ前衆議院議員は、そもそも私学助成か少ないために耐震化が、進まない実態があることなど予算をつけていくことを加えて強調されました。
帰りぎわ国会前の議員会館で、大門さんに会いました。
参議院選挙5人当選に向けてがんばりましょうとエールをかわしました。
大門さんは「にひさんによろしく」と写真撮影に応じてくれました。